三味線日和

津軽三味線教室【珠の音会】会主澤田成珠(さわだなるみ)のブログです。

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アーカイブ:‘博物館’

DVDをレンタルして、映画鑑賞しました。

「駆込み女と駆出し男」原田眞人監督の作品で、

井上ひさしの小説「東慶寺花だより」が原作です。

とても、よい作品だったので、鎌倉の東慶寺へ行ってきました。

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お昼は薬膳スープをいただきました。

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帰りは向かいにある、円覚寺によりました。

御坊様たちが忙しそうに大掃除をしていました。

家の大掃除もしなければ・・・と思いながら帰宅しました。

 

御殿場の時之栖美術館にアクアリウム展を観に行ってきました。

100種類の金魚を展示する展覧会に自然と期待が高まります。

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展示の仕方が独特で、ライトアップされていたり、輪島塗など様々な器を使用しており、

入ると異空間に迷い込んだような感覚がありました。

残念ですが、金魚は元気がないように見えました。

最後に、金魚すくいのコーナーと団扇や焼き物作成体験のコーナーがありました。

焼き物への絵付けに挑戦しました。

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金魚の形をした焼き物に水彩絵の具で絵付けをしていきます。

出来上がったものは、そのまま持ち帰りできます。

うちの金魚に見せたら、非常に怖がっていました。

 

 

金沢動物園エコ森ワンダーパークに出演いたしました。当日は曇り空でしたが、雨は降らず、会場は賑わっていました。

サンマの無料配布は大人気でした。演奏中、おいしそ〜うな香りがしていました。他にも露店が並び、栗がた〜くさん入ったパンや肉まんなど、おいしかったです。

動物園も無料解放しており、演奏後、珠の音会も散策しました。

楽しい一日となりました。

今日は、台風接近で雨が降ったり止んだりでしたが、金沢動物園に打ち合わせに行ってきました。

11月3日に行われるエコ森ワンダーパークに出演が決定しました。

雨もあり、空いていましたが、動物たちの生き生きした姿が観察できました。

特に、コアラが活発に動いているのは初めてみました。コアラは一日、20時間寝るそうです。

貴重な4時間の活動に出会えました。

高台にあり、景色もよく、海がみえました。晴れていたら、もっと綺麗なのでしょう。

当日は晴れてるといいなと、思いながら、帰ってきました。

入場無料です。みなさん是非観に来て下さい。

昨日、岩木山神社に参拝しましたが、夕方だったため、ゆっくりお参りできませんでした。朝、改めて、参拝させていただきました。

「御神水」は山に近いためか、冷たくて気持ちよかったです。水を汲みに来ている方もいました。お参りすると、本殿の柱に龍が彫られていて、夕方は暗くて見えなかったのですが、金の龍が昇っていく姿でした。朝は木々も元気で迎えられているような気がしました。駒獅子もこわくなかったですよ(^^)

お参りしたあと、岩木山に登りました。もちろん、車とリフトです(^_^;)登山客に話を聴くと、険しく、よじ登るような場所もあるそうで、軽装では無理そうでした。私は高い所が怖いので、リフトでも、精神的消耗がすごかったです(-.-;)津軽岩木スカイラインを通り、8合目へ。8合目から9合目まではリフトでした。晴れていて、とてもいい天気でしたが、山の天気は変わりやすく、あっという間に雲が出てきて真っ白になってしまいました。

下山すると、身体が冷えていたので、温かいお茶でホッと一息。とうもろこしとおでんを食べました。地元ではとうもろこしのことを「きみ」と言うそうで、岩木山でとれる「だけきみ」は特別な作り方をするそうです。甘くて、とてもおいしかったです。

鰺ヶ沢へ向かう途中、「かかしの里」に寄り道しました。大きなかかしがあり、たんぼの畦道には様々なかかしが展示されていました。

 

津軽に行って来ました。津軽三味線を始めてから、13年が経ちます。毎年、2回は津軽を訪れるのですが、まだまだ知らないところが沢山あります。

出発の日、東京は雨と雷で電車が遅れたり、止まったり大変でしたが、無事はやぶさに乗ることができました。はやぶさで新青森まで行くのは初めてです。車内で新幹線はやぶさクッキーを食べました。美味しかったです(^^)

青森に着くと晴れていました。湿度のない風は秋のようです。少し肌寒いくらいでしたが、過ごしやすく感じます。

まずは、青森のワラッセに行きました。今年のねぶた祭りで入賞した、ねぶたが展示されていました。お米のジェラートがあり、食べてみました。津軽のお米、つがるロマンです。お米のつぶつぶが入っていて、さっぱりしていて美味しかったですよ。

夜は、民謡酒場で美味しいお料理とお酒と演奏で楽しみました。

 今日は横浜美術館で開催中の、プーシキン美術館展へ行ってきました。

プーシキン美術館展の招待券が抽選で当たり、楽しみにしていました。

音楽と絵画は密接な関係で、相互に影響しあっています。今日はインスピレーションをたくさんいただきました。

私が印象残った絵画は、フロマンタンの「ナイルの渡し船を待ちながら」とセザンヌの「パイプをくわえた男」でした。画面から空気が澄み渡るような空間を感じ、透明感があり、気持ちがよかったです。私の師匠の三味線も透明感のある音だなといつも感じますが、自分もそんな音が出せたらいいなと思いを巡らせました。

他にも、いろいろと感じた絵画はたくさんありました。楽器を奏でている二人が恋愛感情を募らせる場面や(ボワイー「プレリュード」)、アングルの「聖杯の前の聖母」やルソーの「詩人に霊感を与えるミューズ」には、重厚感がありました。

帰りにMARKIZUで食事をして、これから、横浜でお稽古です。

7月
18
河童淵

 

先日、民話のふるさと、遠野に行ってきました。

柳田國男の「遠野物語」が有名です。カッパや座敷わらし、おしらさま…

昔話村で民話を聴き、博物館で遠野の自然や暮らしについて触れました。

そして…カッパ淵でカッパ釣り…

カッパ釣りにはカッパ捕獲許可証を発行してもらいます。

そして、餌は新鮮なきゅうりを使います。

5月2日から5月6日まで、青森各地で行われる大会に出場しました。
今回は、初日午後からずっと雨に見舞われ、弘前城の桜は、全員が集まった4日には既に葉桜でした。
地元の方のお話では、咲き始めは例年と同じだったのに、2、3日前に急に26度ぐらいまで気温が上昇した日が続いたので散り始めが早かったそうです。桜は開花して2日で満開になるそうです。
初めて参加した会員の人に、満開の桜が見せられず残念でした。でも、お堀は、薄ピンクの花筏となっていました。

珠の音会は<第31回>2012津軽三味線全国大会(弘前市)の団体Bグループ(10人以下の部)に出場し、銀賞に入賞いたしました。

朝一でしたので、皆、半被を着て受付を待っていると、「去年も出ていたね、今年も頑張ってね」などと声をかけてくれる方があり、とても励みになりました。

私は「唄付け」部門に初出場しました。普段は、なかなか唄付けできない歌手の方に唄付けできるのは、とてもよい経験になりました。今後も続けて出場したいと思っております。
翌日、5月5日は五所川原市で行われた<第24回>津 軽三味線全日本金木大会に出場しました。
私は個人の部で入賞いたしました。団体の部では、結果には繋がりませんでしたが、よく揃い、良い演奏ができました。演奏後、全員の表情が明るく、気持ちを共有できた実感がありました。
珠の音会は子供から60代の方まで幅広い年齢層で構成されており、普段は主婦、会社員、公務員など社会の中で活躍しています。世代をこえ、社会的立場をこえて、心を一つに、演奏することに大きな意義があったと実感しております。津軽三味線発祥の地へ行き、風土を感じ、津軽のものを食べ、みんなで過ごした日々は今後の演奏に良い影響があるのではないかと思います。

帰りの日、6日は「みちのく北方漁船博物館」へ北前船を見に行きました。
ライブで、私が造った北前船の本物をみるために立ち寄りました。

ここは、模型から復元された実物大の北前船「みちのく丸」が海に接岸されています。実際に日本海側を走り、実験をしている船です。
館内にはもう一回り小さい模型が展示されており、船の中がどうなっていたか見ることができました。
畳が敷いてあったり、船箪笥があったりと、臨場感のある造りになっていました。

帆立て貝に絵を描くコーナーがあり、記念に制作してきました。

写真を掲載 しますので、ご覧ください。

帰りの飛行機は、茨城での竜巻の影響もあったのか、かなり揺れ、小さい子供たちが泣き続けていましたが、全員無事に羽田に到着しました。

12月
28
笑顔
おきあがり小法師(起姫)

おきあがり小法師(起姫)

 

 福島アクアマリンは、現在、震災前の七割の魚が戻ったそうです。先日、飼育員さんの奮闘を取材したニュースをみました。
 震災前、一番人気のあったのはメインの大水槽でした。この水槽の見所は、カツオに驚いたイワシの群れが作る、大きな竜巻きでした。このイワシの群れは、福島の豊かな海を象徴し再現していました。
 しかし、震災により、この大水槽でもたくさんの魚が死にました。飼育員さんは、毎日毎日、魚の死骸を拾いながら、もう一度再建できるのか悩んでいたそうです。それを支えたのはアクアマリンの開園を待つ人達から寄せられた、たくさんの手紙だったそうです。
現在、アクアマリンは震災の復興のシンボルとして七月に開園しました。
 そのなかでメインの大水槽に再び、福島の豊かな海を再現するためにどうしても必要なイワシを静岡から運び入れ、カツオを奄美まで捕獲しに行く飼育員さんの奮闘する様子を取材していました。
 この秋に、メインの大水槽は震災前の水槽と同じに、イワシの竜巻、カツオの群れを見られるようになりました。訪れた人達は、どの人の顔にも笑顔がありました。
 復興とは、一人一人が生活できる環境を整えることだけではなく、文化に触れること、今まで遊んだり、親しんだ場所が元に戻ることまでが復興なのだと、今回の取材を見て改めて感じました。
一日も早く、多くの人に、笑顔が戻る日が訪れることを願わずにはいられません。