津軽三味線は、津軽地方(青森県)に生まれた三味線音楽です。古くは坊様三味線と呼ばれ、目の不自由な男性が生計を立てるために門付芸人となり三味線を弾き、語り、唄いました。厳しい生活の中で伝承されてきた津軽三味線の音色は生きるうえでの喜び、悲しみ、苦しみを表現しています。
時に激しくダイナミックに叩き、かつ繊細に繰り出される音色は三本の絃から表現されているとは思えないほど、豊かな音色をたたえています。
「珠の音会」という教室を運営し、公演やボランティア活動を通して、津軽三味線の素晴らしさをご紹介しています。このブログでは、そんな日々の活動の中での楽しいこと、辛いことなど、語っていきたいと思います。
三味線教室「珠の音会」については、ホームページをご覧ください。
澤田成珠