三味線日和

津軽三味線教室【珠の音会】会主澤田成珠(さわだなるみ)のブログです。

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アーカイブ:‘三味線’

 

 9月19日は敬老の日でした。敬老の日にちなみ、24日、25日は長寿を祝うパーティーにお招きいただきました。
敬老の日は兵庫県が始まりで、「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という考えから、農閑期であり、気候がよい9月に行われていました。
 現在では祝日法に定められ、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としています。
 パーティーでは、皆様と唄をうたったり、手拍子をしたりと、大変盛り上がりました。津軽三味線の説明も熱心に聞いてくださり、ありがとうございました。たくさんの笑顔に元気をいただきました。
  みなさん、ご無沙汰しておりまして、すみません。
 9月は澤田会の発表会、日比谷の津軽三味線全国大会にはじまり、バタバタと日々過ぎてしまいました。
 珠の音会は10月9日の神戸大会に向けて、団体練習会に力が入ってきました。
メンバーの皆さん、心を一つに良い演奏を目指して頑張りましょう。
 9月18日に山梨県に行ってきました。富士山が綺麗にみえていました。
そして、二日間、和太鼓の練習をしました。和太鼓と向き合い、仲間とともに過ごした二日間は、とても楽しく、幸せな時間でした。
8月
24
成長
 
演奏してきました。

演奏してきました。

 私の教室のある橋本駅から車で30分ほどのところにある、コミュニティーハウスでボランティアとして、珠の音会をお招きいただきました。
 私の教室に小学生の頃から通う、安藤君のボランティアをしたいという願いから実現しました。
この一ヶ月の成長は目覚ましいものがありました。ボランティアという目標に向けて、よく頑張りました。
 コミュニティーハウスではたくさんの方たちが楽しみに待っていてくれました。
 安藤君のお友達も司会をしてくれて、二人とも、お年寄りと触れ合うことで、この夏休みに少し成長できたのではないでしょうか。
 珠の音会のお稽古がはじまり、生徒一人一人と会うことが楽しみです。仕事で船旅に出ていたため、長いこと会っていないような錯覚に陥ります。
 一人一人の夏休みを聴きながら、三味線の練習の成果も感じられ、嬉しくも、楽しくもあるお稽古です。
 一人一人、成長の見られる生徒さんの中で、曲弾きを自分なりに創ってきた生徒さんがいました。
 たどたどしく、弾く中にも、好きなフレーズをちりばめた曲弾きは個性が見えかくれしていました。うまく行かないところ、悩んだ後が感じられ、一つ一つの音と向き合い、個性を残しつつ、修正していきました。
 悩むこと、考えること、その作業が楽しく、いつか自分らしい、個性豊かな、じょんから節になるのだと思います。
 大きな一歩を感じた、お稽古でした。共に頑張りましょうね。
 

 珠の音会がボランティアとして、特別養護老人ホームの納涼祭にお招きいただきました。
 当日はあいにくの雨でしたが、施設内は盆踊りや露店で盛り上がっていました。
津軽三味線の演奏と民謡を皆さんと共に、唄い、手拍子をして盛り上がりました。
 珠の音会のメンバーも元気をもらって帰ってまいりました。
 ジャガバターや、焼きそば、お好み焼きなど、ごちそうさまでした。
とてもおいしくいただきました。
 関係者の皆様、ありがとうございました。
 ひまわり寄席にゲストとして、お招きいただきました。誠にありがとうございました。
 当日は満員御礼の中、ひまわり寄席の暖かいお客様に囲まれて、あたたかい拍手と笑顔で迎えてくださり、ありがとうございました。
 会場入りし、寄席文字で書かれた、めくりを見せていただいたときは、感動いたしました。
 この日のために、主催者の前澤様が注文し、書いていただいたそうです。寄席文字について、教えていただきました。
 寄席文字は橘流寄席文字家元、橘右近が創った書体です。現在、寄席文字を書く職人さんは20名ほどいるそうです。寄席文字は隙間なく書くことで、お客様がたくさん入るように縁起をかついでいるそうです。
 楽屋では落語の師匠に気さくに話しかけていただきました。舞台袖から高座での姿を拝見し、勉強させていただきました。舞台に上がった時は、気迫があり、大きくみえました。
てぬぐい

「竹」と「ほうずき」のてぬぐい

 船での演奏から、無事に帰ってきました。関係者の皆様のお陰で、健やかに過ごすことができました。ありがとうございました。

また、応援して下さった観客の皆様、笑顔で唄ったソーラン節が忘れられません。ありがとうございました。
 さて、去年から、スポーツクラブに通うようになり、身体を動かすようになってから、新陳代謝が良くなったようで、舞台の度に大汗を流しています。
 そこで、着物の袂に手ぬぐいを持っておこうと考えました。いろいろな手ぬぐいがあり、様々な意味がこめられています。
夏ということもあり、写真の二枚を選びました。
 ほおずきは、「ちゃんこ黒潮」の入口に飾ってあったのが印象的で色も鮮やかだったので選びました。
そして、竹は、お店で紹介していた意味が良かったので選びました。手ぬぐいの模様に意味を込めることに、日本人らしさが出ているのではないかと思いました。

 「節を重ねて勢い良くまっすぐに伸びる竹は成長力や素直さ、出世の象徴とされました。」

 お稽古や舞台のとき、まっすぐに素直な気持ちで向かえるように、そして、地道に一歩ずつ芸道を歩んで行けるように、という気持ちで選びました。

 私は、以前、剣道を習っていました。剣道の先生は頭に手ぬぐいを巻くとき、必ず手ぬぐいの文字を読みなさい、そして、その文字を心に稽古に励みなさいと教えてくださいました。その時、使っていた手ぬぐいには「平常心之道」「克己」と染めてありました。
 亡き剣道の先生を想いました。

 8月2日から新日本海フェリーの船内で洋上コンサートを毎日行っていました。新潟港~苫小牧港を何往復したか…。そんな日々も、あと残りわずかとなりました。

 海は様々な表情をみせてくれました。穏やかで青く澄み切った海面。台風の影響で、船体にぶつかる波、うねる波に船体は木の葉のように上下していました。

 たくさんのお客様の笑顔、歌声、手拍子が思い出されます。残りのステージを精一杯、心を込めて演奏したいと思います。

 新日本海フェリーの方々にも、大変お世話になりました。ありがとうございました。気さくに話しかけてくれた方々にも感謝です。独演でしたので、ステージ以外でしゃべることが少なく、とても嬉しかったです。

 もうすぐ、横浜に帰ります。20日のひまわり寄席で会えるのを楽しみにしています。

 上大岡のひまわりの郷で年6回行われている『ひまわり寄席』に出演することとなりました(8月20日)。
 私のHPで紹介させていただいていますが、ブログにも少し記載したいと思います。
 この寄席は地元の有志の方が集まり作られた寄席だとお聞きしています。
 港南区の花が“ひまわり”であることから「ひまわり寄席」と名づけられたそうです。
 市内で、古典落語からたっぷり聴かせてもらえる、伝統ある寄席に今回はゲストとして招いていただきました。
 私も寄席は好きで、以前はよく聞きに行っておりましたが、自分がまさか出演する側になると思っていませんでした。
 震災後に続く余震、原発など不安の中ですが、夏の夜に、たっぷり落語を聞きながらおおいに笑って、日ごろのストレスを発散してはいかがでしょうか。
 私は話すのは専門ではありませんが、皆さんと一緒に楽しめたらと思っております。
 どうぞ、遊びにいらしてください。心よりお待ちしております。

 再び新潟です。昨日から、今日にかけて、日本海は荒れていました。台風9号の影響で、白波が立っていました。夜中、船体に叩きつける波の音に目が覚めました。うねる波に上下する船体。

 自然の力強さを身体全体で感じました。演奏中も揺れていましたよ(笑)

 今日は道の駅新潟ふるさと村にやってきました。

 アピール館では、雪国体験コーナーがあり、なんと雪が降っていました。外は真夏の暑さ。雪を涼しく感じました。奥に行くと、雪国のくらしが再現されていました。おばあさんが語る民話を聞きながら、過ごす様子も体験できました。かさじぞうのお話を聞いてきました。また、大正時代の町並みを再現したりと、新潟のくらしの変遷を展示していました。

 バザール館で は、たくさんのお土産品が並んでいました。