三味線日和

津軽三味線教室【珠の音会】会主澤田成珠(さわだなるみ)のブログです。

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8月
18

無事に戻りました。

てぬぐい

「竹」と「ほうずき」のてぬぐい

 船での演奏から、無事に帰ってきました。関係者の皆様のお陰で、健やかに過ごすことができました。ありがとうございました。

また、応援して下さった観客の皆様、笑顔で唄ったソーラン節が忘れられません。ありがとうございました。
 さて、去年から、スポーツクラブに通うようになり、身体を動かすようになってから、新陳代謝が良くなったようで、舞台の度に大汗を流しています。
 そこで、着物の袂に手ぬぐいを持っておこうと考えました。いろいろな手ぬぐいがあり、様々な意味がこめられています。
夏ということもあり、写真の二枚を選びました。
 ほおずきは、「ちゃんこ黒潮」の入口に飾ってあったのが印象的で色も鮮やかだったので選びました。
そして、竹は、お店で紹介していた意味が良かったので選びました。手ぬぐいの模様に意味を込めることに、日本人らしさが出ているのではないかと思いました。

 「節を重ねて勢い良くまっすぐに伸びる竹は成長力や素直さ、出世の象徴とされました。」

 お稽古や舞台のとき、まっすぐに素直な気持ちで向かえるように、そして、地道に一歩ずつ芸道を歩んで行けるように、という気持ちで選びました。

 私は、以前、剣道を習っていました。剣道の先生は頭に手ぬぐいを巻くとき、必ず手ぬぐいの文字を読みなさい、そして、その文字を心に稽古に励みなさいと教えてくださいました。その時、使っていた手ぬぐいには「平常心之道」「克己」と染めてありました。
 亡き剣道の先生を想いました。

コメント

  1. 投稿者:スーさん 2011年08月19日(金) 7:14 PM

    成珠先生、無事お帰りで何よりです(^_^)お仕事ではありますが、船旅は、blogを見る限り、とても楽しかった様ですね(^_-)-☆
    手ぬぐいは直ぐ乾くし、薄いので、今の時季、非常に重宝するかと。先生もその内、ズボンのポケットから…提げたりしたり…。ないですかねf^_^;

  2.  初めまして、この度バイクで北海道へ行き、新潟8/11発と苫小牧8/15発のフェリーを利用しました。
     船内で素敵な演奏を聴くことが出来てとても幸運でした。また、観客の手拍子やソーラン節を一緒に唄う
    光景等を見て、とても心が温まりました。『ひまわり寄席』というものにも興味を持ちました。
     私は神奈川県在住で会場にも近いので行ってみようと思っています。

  3. スー 様
     ブログを書く勇気が出なかった私に、きっかけをくださり、ありがとうございました。
    スーさんは手ぬぐい愛好者でしたね(笑)
    和太鼓のお稽古の時は、ズボンからタオルを提げております(笑)

  4. 吉田 様
     コメントありがとうございます。
     北海道バイクの旅は広大な自然に囲まれ、気持ちがよさそうですね。
    船内での演奏、ご観覧そして参加していただき、ありがとうございました。
     明日、「ひまわり寄席」にも、来ていただけるということで、大変嬉しく思っております。

  5.  おかえりなさい。いつも息子が指導いただいてます。 日本手ぬぐいは猛暑にあいますね。私も愛好者です。ヘアーバンドやタオルなど試しましたが日本の夏はさらし素材が一番ですね。
     また、9月に橋本でおこなわれる中学生英語弁論大会に出場できることになりました。津軽三味線との出会いをスピーチします。少々大げさな表現になり本人は照れ臭そうですが、ここでもネイティヴの先生から特訓をうけてヘロヘロの日々を送っています。

  6.  無事、帰ってきました。ありがとうございます。
     スピーチ内容、ぜひ聞いてみたいです。将来、国際社会に伝統文化を紹介できるようになると
    いいですね。
     私の教室も国際色豊かです。インドの方が習いに来ていますよ。きっかけは津軽三味線の演
    奏が魂に響いたそうです。
     文化での交流を通じ、感動を共有することで異文化であっても心が開かれていくのは素敵なこ
    とですね。

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