円覚寺の夏期講座に参加しました。
四日間の講座ですが、私は仕事の合間に一日参加しました。
早朝の寺院は気持ちがよく、歩くのも心地よく感じました。
講師の先生は、横田南嶺先生、渡辺和子先生、池田雅之先生の三名でした。
だいぶ前ですが、生徒さんから渡辺和子先生の「置かれた場所で咲きなさい」という本が読みやすいですよと、
薦めていただいてから、他の著書も数冊読んでみました。
一度お会いしてみたいなと思っていたところ、円覚寺に参拝に来たときに夏期講座の案内を見て参加しました。
参加してみて、実際に会って、お声を聴いたり、仕草を見ることで、その人の人柄や考え方までもが滲み出ていて、
とても良い経験になりました。
そして、一緒に聴講している人たちとの出会いもあり、休み時間に会話するのも良いものだなと感じました。
何らかの理由で、同じものに興味をもち、教えを学ぶために集まった仲間なのだと、親しみを覚えました。
内容については、ここに書き尽くすことはできないほど、よいお話がたくさん聞けました。
本を読むだけでは、文字だけでは感じられなかったこともあり、来てみて本当に良かったです。
池田雅之先生は、お寺には場の力というものがあり、すぐには意味を見出すことはできないけれど、
日常生活に戻ったときに、日に日にその力を感じることができるのではないかと、
それは、武道的、求道的な自分さがしの旅なのだとおっしゃっていました。
また、参加したいと思います。
聴講が終わると、12時半になっていました。お腹がすいたので、近くのお蕎麦屋さんに行きました。
先生、素敵な時間を持たれましたね。うらやましいです。
私もこの年になってもまだまだ体に栄養が必要なように心にも時々ゆとりと栄養を補給してあげないとと思っています。
三味線も出発点に立ち返ってコツコツとしたいと思います。よろしくお願いします。