三味線日和

津軽三味線教室【珠の音会】会主澤田成珠(さわだなるみ)のブログです。

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アーカイブ: 2011年10月

 10月9日第8回津軽三味線全国大会が神戸で開催されました。
 珠の音会では、個人戦4名、団体戦2チームがエントリーし、夏休み前から練習を重ねてきました。
結果は、私が一般女性の部で準優勝することができました。ご指導いただいた、澤田勝成師匠、ありがとうございました。そして、当日、応援に駆けつけてくれた会員の皆様、ありがとうございました。差し入れもおいしくいただきました。
 珠の音会の皆さん、大会お疲れさまでした。
 残念ながら、結果にはつながりませんでしたが、大会に臨むまでの過程が大切です。練習を重ね、努力したこと、仲間と共に過ごした日々は楽しい時間でした。大会に臨むことにより、次の目標になったり、自信を無くしたり、満足感を得たり・・・自分の生きている道を、努力している事を、何で計れば良いのか解らない時代だからこそ、大会は良い経験なのだと思います。

 結果が出なかったこと、思うように弾けなかったことを胸に、輝きは自分の中にあることを感じたもらえたら幸いです。「感動目指して、自分は頑張る、みんなと頑張る」感動はいつも自分の心の中にあります。そして、同じ気持ちをメンバー全員が感じたのです。これからも、初心を忘れず、精進していきましょう。

 

 珠の音会では絆纏を着て演奏をしています。絆纏を創る時、お店に通い、いろいろとお話を聴きながら、こだわって創りました。
 お店で話をしながら、絆纏にこめられた意味を詳しく知りたくなり、自分なりに調べてみました。
 絆纏とは庶民の仕事着、作業着として使用されていたそうです。
絆(きずな)を纏める(まとめる)と言う意味で、強い精神的結束を表現するため、背中と襟に集団の名前や代紋を染め抜いています。
「背縫い」にするのが正式な形で藍染めが主体となります。
 珠の音会に所属しているという、絆を感じ、仲間どうし、助け合うこと。そして、着る事を許されているという誇りをもち、自分勝手な行動は慎み、謙虚に行動してほしいと願っています。
 今週は神戸で津軽三味線全国大会が行われます。珠の音会は団体戦に2チーム、個人戦に4名がエントリーしました。たくさんの練習を重ねてきたことを胸に、心を一つにして、良い演奏ができるように頑張りましょう。その先に、大きな感動と喜びが待っています。 
 「感動目指して、自分は頑張る!みんなと頑張る!」
 
 先日、演奏の仕事が早めに終わったので、よこはま動物園ズーラシアに行ってきました。
 去年まで増井光子さんが園長を勤めていましたが、2010年7月にイギリスで馬術大会の競技中に落馬して、亡くなりました。私は増井光子さんの著書をよく読んでいましたので、ズーラシアでお会いしたときは、とても嬉しかったのを覚えています。
 増井光子さんは上野動物園、多摩動物園でも園長を勤めていました。パンダの人工受精に成功したことでも有名です。ズーラシアは、増井光子さんの動物への思いやりが感じられる動物園になっています。
 私の訪れた日は三連休ということもあり、イベントやふれあい動物園が行われていました。